ラ・サール中学校2022年算数第3問(解答・解説)
与えられた条件より、速さの比は
正しい時計:時計Aの進み
=5時間:6分
=300:6
=50:1
正しい時計:時計Bの遅れ
=10時間:12分
=600:12
=50:1
となります。
Aの進みとBの遅れの速さが等しく、正しい時計はその50倍の速さで進んでいることが分かりますね。
(1)
17時間×1/(50+1)
=1/3時間
=20分
だから、Aがはじめて午前0時を指すとき、正しい時計は、午前0時の20分前、つまり午後11時40分を指すことになります。
(2)
Bが7分遅れたときを考えればいいですね。
Bが7分遅れたとき、正しい時計は
7×50
=350分
=5時間50分
進むから、求める時刻は、午前7時の5時間50分後、つまり午後0時50分となります。
(3)
午前7時の時点で7分進んでいたBがAに追いつかれるのは、Aが7/2分進んだとき、すなわち、正しい時計が
7/2×50
=175分
=2時間55分
進んだときだから、求める時刻は、午前7時の2時間55分後、つまり、午前9時55分となります。