ラ・サール中学校2023年算数第3問(解答・解説)
次の速さの問題と同じことです。
(1)いつもの1.2倍の速さで歩くと32分5秒かかる道のりをいつもの1.4倍の速さで歩くと何分何秒かかりますか。
(2)いつもの速さで歩くと42分かかる道のりを、最初はいつもの速さで、途中からはいつもの1.4倍の速さで歩いたら33分かかりました。いつもの1.4倍の速さで歩いたのは何分何秒でしたか。
(1)
速さの比 1.2:1.4=6:7
↓逆比←「距離」(動画の長さ)一定
時間の比 7:6=F:E
Fが32分5秒=28分245秒に相当するから、1.4倍速で観ると
32分5秒−28分245秒×@/F ←32分5秒×E/Fとすることもできますが、引き算で求めたほうが若干計算が楽でしょう。
=31分65秒−4分35秒
=27分30秒
かかります。
(2)
1.4倍速で観ることにより42−33=9分時間が短縮されています。
速さの比 1:1.4=5:7
↓逆比←「距離」(動画の長さ)一定
時間の比 7:5=[7]:[5]
[7]−[5]=[2]が9分に相当するから、1.4倍速で観た時間は
9×[5]/[2]
=45/2分
=22分30秒
となります。