ラ・サール中学校2023年算数第5問(解答・解説)
メインの(3)から解きます。
(3)
三角形CPQと三角形CDFは相似(相似比はCP:CD=6:(6+7)=6:13、面積比は(6×6):(13×13)=36:169)だから、PQの長さをEとすると、DFの長さはLとなり、三角形CDFの面積は169cm2となります。
平行四辺形AEFDの面積は、
台形PQFDの面積×(L×2)/(L+E) ←平行線と面積比〜高さ一定⇒面積比=「上底+下底」の比
=(169−36)×26/19
=7×26 ←うまく約分できましたね。
=182cm2
となります。
四角形ABCDの面積と四角形BEFCの面積の和は、等積変形により、四角形AEFDの面積と等しくなるから、求める面積は
四角形ABCDの面積+四角形BEFCの面積+三角形CDFの面積
=182+169
=351cm2
となります。
(1)
PQ:QE=2:1だから、QE=E×1/2=Bとなります。
三角形QEFの面積は
台形PQFDの面積×(B)/(L+E) ←平行線と面積比〜高さ一定⇒面積比=「上底+下底」の比
=(169−36)×3/19
=7×3
=21cm2
となります。
(2)
四角形AEFDが平行四辺形であることからAP=L−B−E=Cとなります。
三角形QEFと三角形APDは高さが等しく、底辺の比がB:C=3:4だから、面積の比も3:4となります。 ←上と同様にしても解けますが、「高さ一定⇒三角形の面積比=底辺比」を利用して解くことにします。
したがって、三角形APDの面積は21×4/3=28cm2となります。