武蔵中学校2011年算数第2問(解答・解説)

(1)
出発してからAがBと出会うまでについて考えます。
 速さの比 A:B:C=1/2:1:3/8=4:8:3
  ||←時間一定
 距離の比 A:B:C:(A+B):(A+C)=4:8:3:(4+8):(4+3)=4:8:3:12:7
で、
  (12−7)×4/(4+3) ←AとBが出会った後、AとCが出会うまでにAとCが進む距離を比例配分しました。12−7の代わりに8−3としてもよいでしょう。わかりにくければ線分図をかきましょう。
 =20/7
が120mに相当するから、湖1周は
  120×7/20×12
 =504m
となります。
(2)
出発してからAがB、Cのそれぞれと出会うまでについて考えます。
 距離の比 (A+C):(A+B)=1:2
 速さの比 (A+C):(A+B)=7:12
だから、
 時間の比 (A+C):(A+B)=1/7:2/12=6:7 比の積・商〜時間(の比)=距離(の比)/速さ(の比)
となります。
7−6=1が2分に相当するから、(A+C)の時間(AとCが出会うまでの時間)は2×6=12分となり、Aの速さは
  120×7/20×12×1/12×4/7 ←湖1周の長さ(計算する前の式を使うとよいでしょう)を12で割り(1/12倍し)AとBの出会いの速さを出し、さらにそれをAとBの速さで比例配分しました。
 =24m/分
となります。



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