武蔵中学校2015年算数第2問(解答・解説)
(1)
とりあえず、男子7人を除いた後、あめもチョコレートも女子だけに配ると考えます。 ←倍数関係を崩すものを除いて考えます。
女子に12×2=24個ずつあめを配ると、12×7−71=13個余ります。
また、女子に9+11=20個ずつチョコレートを配ると、9×7+6=69個余ります。
普通の差集め算の問題ですね。
24・・・24 13余り
20・・・20 69余り
差 4・・・ 4 56
4を女子の人数分集めたものが56になるから、女子の人数は
56÷4
=14人
となり、男子の人数は
14+7
=21人
となり、クラスの生徒の人数は
14+21
=35人
となります。
(2)
チョコレートの個数は
20×14+69
=349個
となります。
配ったチョコレートの個数は
349−55
=294個
となります。
配った生徒の人数は
35−4
=31人
以下となります。
仮に、配った生徒の人数が29人以下になると、1人10個ずつ配っても294個未満になるので、配った生徒の人数は30人か31人となります。 ←上限・下限チェック!
(あ)配った生徒が30人の場合
8個または10個を30人分集めたものが294個になったということだから、典型的なつるかめ算の問題です。
8個もらった生徒の人数は
(10×30−294)÷(10−8) ←30人全員が10個と考え、実際(294個)との差を考えて、10個と8個の交換回数を考えます。
=3人
となります。
(い)配った生徒が31人の場合
8個または10個を31人分集めたものが294個になったということだから、(あ)同様、典型的なつるかめ算の問題です。
8個もらった生徒の人数は
(10×31−294)÷(10−8)
=8人
となります。
以上(あ)、(い)より、求める人数は3人、8人となります。