武蔵中学校1994年算数第2問(解答・解説)
通過算の問題だから、距離に特に注意しながら解いていくだけです。
秒速(m/秒)
=時速(km/時)×1000/(60×60)
=時速(km/時)×1/3.6 ←このことは覚えておきましょう。
となるから、A、Bの速さをそれぞれ秒速になおすと
86.4/3.6
=24m/秒
64.8/3.6
=18m/秒
となります。
計算が面倒になりそうなので、比を利用して解きます。
速さの比 A:B=24:18=4:3
||←時間一定(両列車の先頭がトンネルに入り始めてから最後尾同士がすれ違うまで)
距離の比 A:B=4:3=C:B
トンネルの長さを□mとします。
C+B=Fが□+95+75=□+170mとなります。 ←図を頭の中で思い浮かべ、最後尾同士に注目すればこのことがすぐにわかりますね。
AはB−75を23秒で進んでいるので、B−75=24×23となります。 ←Aの最後尾に注目すればすぐにわかりますね。
したがって、列車の長さ(□m)は
(24×23+75)×F/B−170
=(8×23+25)×7−170 ←約分できることを見越して分配法則を利用しました。
=209×7−170
=1463−170
=1293m
となります。