灘中学校2005年算数1日目第7問(解答・解説)
A店、B店、C店のどの店でも前の月より同じ個数だけ販売個数が増えたことと、これが、前の月に対し、A店では15%、B店では10%、C店では6%の増加になることから、A店、B店、C店の前の月の販売個数をそれぞれA、B、Cとすると、
A×15/100=B×10/100=C×6/100
A:B:C
=100/15:100/10=100/6 ←積一定⇒反比例(逆比)
=2:3:5
=[20]:[30]:[50] ←無用な小数(分数)を避けるため、このようにしました。後述するように、販売個数の増加はB店だけで考えればいいので、Bが10の倍数になるようにしました。
となります。
今月の3店舗の販売個数の合計は
[20]+[30]+[50]+[30]×10/100×3 ←3店舗のそれぞれの増加個数が同じだから、3店舗の販売個数の増加個数の合計は、10%で計算しやすいB店の3倍と考えます。
=[109]
となり、これが6768個に相当するから、前の月の3店舗の販売個数の合計([20]+[30]+[50]=[100]に相当)は
6867×[100]/[109] ←6867と109が約分できるはずですね。
=6300個
となります。