灘中学校2007年算数2日目第3問(解答・解説)

(1)(2)
  出発〜1回目の出会い(5分)
   2人でPQの距離を進みます。〜AはPR((2)の答え)だけ進みます。
                                             )比例
  1回目の出会い〜2回目の出会い(?分)
   2人でPQ×2の距離を進みます。〜Aは4kmだけ進みます。
Aは4km進むのに
  5×2
 =10分
かかるから、Aの速さは
  4÷10/60
 =24km/時・・・(1)の答え
となります。
Aは10分で4km進むので、5分で
  4×5/10 ←「速さ一定⇒距離の比=時間の比」を利用しました。
 =2km・・・(2)の答え
進みます。
(3)
(あ)RもSも1回目のPQのところにある場合、(い)Rは1回目のPQのところにあり、Sが1回目のQRのところにある場合、(う)Rが1回目のPQのところにあり、Sが2回目のPQのところにある場合が考えられます。 ←Rが必ず1回目のPQのところにあるのは当然ですね。Sが2回目のQP以降にあることは考えられません。もしそういうことがあれば、Rが1回目のPQのところになくなるからです((1)(2)の解説中の比例を参照)。
灘中学校2007年算数2日目第3問(解答・解説)の図
(あ)の場合
  PQ
 =2+4+1.2
 =7.2km
となります。
Bは
  4+1.2
 =5.2km
を5分で進むから、Bの速さは
  5.2÷5/60
 =5.2×12
 =62.4km/時
となります。
(い)の場合
  PQ
 =2+4−1.2
 =4.8km
となります。
Bは
  4−1.2
 =2.8km
を5分で進むから、Bの速さは
  2.8÷5/60
 =2.8×12
 =33.6km/時
となります。
(う)の場合
  PQ
 =(2+4+1.2)÷3
 =2.4km
となります。
Bは
  2.4−2
 =0.4km
を5分で進むから、Bの速さは
  0.4÷5/60
 =0.4×12
 =4.8km/時
となります。



中学受験・算数の森TOPページへ