灘中学校2014年算数1日目第2問(解答・解説)


最大の数は
  61.6×5−60.5×4
 =308−242
 =66点
で、最小の数は
  308−63×4
 =56点
です。
低いほうから2番目から4番目の合計点は
  252−66
 =186点
だから、低いほうから2番目は、186/3=62点未満の偶数となるので、58点か60点になります。 ←灘中では、上限チェック・下限チェックで解く問題が過去に何度か出題されています(1997年算数1日目第4問など)。
低いほうから2番目を60点とすると、低いほうから3番目を62点(186/3)、低いほうから4番目を64点とすれば条件をすべて満たすことが明らかなので、答えは60点となります。 ←問題の形式から答えは1つと考えられますが、厳密には、58点が条件を満たさないことを確認する必要があります。
なお、最大の数と最小の数を求めた後は次のようにしてもいいでしょう。
すべての得点が偶数だから、5つの数は、56、58、60、62、64、66のうちの5つになります(1つだけはずれます)。
6つの数の和の一の位は
  6+8+0+2+4+6
 =26
 →6
で、5つの数の和の一の位は8だから、取り除いた数の一の位は8とわかります。 一の位チェック
したがって、取り除いた数は58に確定するので、2番目に小さいものは60となります。



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