灘中学校2014年算数1日目第8問(解答・解説)


辺の比を求める問題なので、相似比か面積比を利用することになります。
  灘中学校2014年算数1日目第8問(解説)の図
図のように、辺AB上に点GをACとFGが平行になるようにとります。
三角形AGEと三角形AFEは、底辺(AE)と高さが等しくなるので、面積が等しくなり、三角形AGEの面積は42cm2となります。等積変形ですね。
また、三角形ABCと三角形DBCは底辺(BC)と高さが等しいので、面積も等しくなり、共通部分の三角形EBCを取り除いた部分の面積も等しくなり、結局、三角形ABEの面積は108cm2となります。
三角形AGEと三角形ABEに注目すると、高さが等しいので、底辺の比は面積比と一致し、
  AG:AB
 =42:108
 =7:18
となります。
三角形ABCと三角形GBFのピラミッド相似に注目すると、
  BF:FC
 =BG:GA
 =(18−7):7
 =11:7
と求まります。
なお、三角形DECの面積=三角形ABEの面積であることを確認した後、変化量に注目して解くこともできます。



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