灘中学校1999年算数1日目第10問(解答・解説)


灘中学校1999年算数1日目第10問(解答・解説)の図1

図の紫色の正三角形の面積をCとすると、正六角形の面積はC×6となります。
ピラミッド相似(相似比2:3→面積比2×2:3×3=4:9)に注目すると、台形の部分の面積はH−C=Dとなります。
上側の白い部分の三角形は図の青色の三角形(紫色の正三角形と面積が同じ)の半分になります。
求める斜線部分の面積は
  C×6−(A+D)
 =P
に相当するから、
  120×P/(C×6)
 =85cm2

(別解)
「方眼紙」で求める!
灘中学校1999年算数1日目第10問(解答・解説)の図2

赤紫色で塗りつぶした正三角形の面積をSとすると、
  正六角形の面積
 =S×4×6
 =S×24
  上側の白い部分の面積
 =青い線で囲んだ三角形の面積
 =S×2 ←4個分の半分とすることもできます。
  (問題文の図の)下側の白い台形の面積
 =S×5
斜線部分の面積
 =S×(24−2−5)
 =S×17
あとは、大丈夫でしょう。



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