南山中学校女子部04年第5問(解答・解説)


完全数(自分自身以外の0より大きい約数の和と等しくなる整数、言い換えれば、0より大きい約数の和が自分自身の2倍となる整数)に関する知識があれば、一瞬で答えが6とわかりますが、知らない前提で解いてみましょう。
1から順に調べていきますが、約数が2個以下のもの(1と素数)が条件を満たさないことはすぐにわかるから、1、2、3、5、7、・・・を調べる手間が省けます。
4の約数の和は1+2+4=7だから、条件を満たしません。
6の約数の和は1+2+3+6=6×2となるから、条件を満たします。
したがって、条件を満たす最も小さい数は6となります。
なお、2番目に小さいものは28となります。



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