南山中学校女子部2012年算数第11問(解答・解説)


解答欄の右側や下側に十分なスペースがあれば、南山中学校女子部2024年算数第15問の解答・解説と同様の手法を用いて、コンパスの針を2回だけ使用して三角形ABCを作図することができますが、この問題の解答欄では無理でした。
そこで、ABの上側に正三角形を2個作図するイメージで三角形ABCを作図することにします。
以下、円というのは、解答欄からはみ出ないような円の一部のこととします。
南山中学校女子部2012年算数第11問(解答・解説)の図

まず、点Aを中心とし、半径がABの長さの円@をかき、次に、点Bを中心とし、半径がABの長さの円Aをかき、2つの円が交わった点をDとします。 ←120度を取れるように、円AをBの少し右上側までかいておくのがポイントです。このことを怠ると、コンパスの針の使用回数が4回となってしまいます。
次に、点Dを中心とし、半径がABの長さの円Bをかき、円AとBが交わった点をCとします。 最後に、2点B、Cと2点C、Aをそれぞれ直線で結びます。



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