南山中学校女子部2017年算数第13問(解答・解説)


コンパスで円を3個かく平凡な解法(xの角をOAに関して折り返し、さらに同じ作業を行う(40度の大きさの角を2回作図する)解法)もありますが、コンパスで円を2個だけかく解法を紹介します。
180−40=140度、140−80=60度だから、左側に正三角形を作図するイメージを持てば簡単に作図できます。 ←この発想ができればコンパスの使用回数2回で正三角形を作図する基本問題にすぎないことになりますね。。
まず、Oを中心とした円の一部@をかき、直線(あ)と交わった点をCとします。
次に、Cを中心、@と同じ半径の円の一部Aをかき、@とAが交わった点をBとします。
最後に、OとBを直線で結びます。 ←角BOCの大きさが60度となるから、角AOBの大きさは180−40−60=80度となりますね。
なお、点Bが直線(あ)より上にあるという条件は、コンパスの使用回数2回でxの角を(あ)に関して折り返すということをさせないためでしょう。
南山中学校女子部2017年算数第13問(解答・解説)の図




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