南山中学校女子部2019年算数第5問(解答・解説)


すべての整数を全部書き出してその和を求めるのではなく、平均を利用して求めます。
(1)
異なる4個の数を並べて4桁の整数を作るとき
  4×3×2×1 ←千の位の数の選び方が4通りあり、そのそれぞれに対して、百の位の数の選び方が3通りあり、そのそれぞれに対して、十の位の数の選び方が2通りあり、そのそれぞれに対して、一の位の数の選び方が1あるからです。
 =24個
できます。
2、4、6、8の平均は5だから、4桁の整数の平均は5555となり、
  〔2、4、6、8〕
 =5555×24 平均×個数=総和を利用するのがポイントです。
 =120+1200+12000+120000 ←24×5(=120)、24×50、24×500、24×5000の和として計算しました。
 =133320
となります。
(2)
2、4、6、8の平均は5で、1、3、5、7の平均は4だから、
  〔2、4、6、8〕÷〔1、3、5、7〕
 =5/4 ←同じ個数だから、平均同士を比べればいいですね。
となります。



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