南山中学校女子部2024年算数第15問(解答・解説)


正三角形を2個組み合わせたひし形(平行四辺形の一種)をイメージして作図します。
南山中学校女子部2024年算数第15問(解答・解説)の図

まず、円をかきます。次に、この円周上の点を中心とし、半径が同じ円をかきます。2つの円が交わった2個の点のうち一方の点を最初にかいた円の中心と直線で結び、他方の点を2番目にかいた円の中心と直線で結びます。
この問題は平行線を自由な向きに引いていいですが、平行線の向きを指定された場合は次のようになります。
この問題と手順はほぼ同じで、最後に引く2本の直線の引き方を変えるだけです。
直線PQに平行な直線を引く場合について考えます。
まず、直線PQ上に中心がある円をかきます。次に、直線PQと円が交わった点を中心とし、半径が同じ円をかきます。2つの円が交わった2個の点のうち下側の点と2番目にかいた円の中心を通る直線を引き、この直線と2番目の円が交わった点のうち最初にかいた円上にない点と2つの円が交わった2個の点のうち上側の点を直線で結びます。
なお、円@、円A、2つの円が交わった点をA、Bなどと記号を利用すれば、表現しやすくなります。



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