西大和学園中学校1996年算数第2問(解答・解説)
群数列の問題です。
グループごとに並べると次のようになります。
[1] 1/5、2/5、3/5、4/5 1
[2] 6/5、7/5、8/5、9/5 2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)
分母が5の分数で、整数以外のものが並んでいますね。
97/5
=19+2/5
だから、97/5は、最初の数から数えて
97−19
=78番目
となります。
(2)
20÷4
=5
だから、20番目の分数は[5]の4番目、つまり5−1/5=24/5となります。
最初から20番目の分数までの和は
(1/5+24/5)×20/2 ←倍数の対称に着目し、1番目と20番目、2番目と19番目、・・・を組み合わせました。
=50
となります。
(3)
帯分数で考えると、整数部分が30〜39の分数がそれぞれ4個ずつあるから、30より大きく40より小さい分数は全部で
4×10
=40個
あります。
(4)
(2)同様、倍数の対称性に着目して計算します。
求める和は
(30+1/5+40−1/5)×40/2
=1400
となります。