桜蔭中学校2006年算数第2問(解答・解説)


4枚の半円はすべて相似で、相似比は
  A:B:C:D
 =[27]:([27]×4/3):([27]×4/3×4/3):([27]×4×/3×4/3×4/3) ←無用な分数を避けるため、Aの直径を3×3×3=27としました。
 =[27]:[36]:[48]:[64]
となり、
  Bの直径−Aの直径
 =[36]−[27]
 =[9]
  Dの直径−Cの直径
 =[64]−[48]
 =[16]
となります。
[64]が25.6cmに相当するから、直線部分の長さの合計([9]+[16]=[25])は
  25.6×[25]/[64]  ←256が2の7乗であることがわかっていれば、すぐに約分できますね。
 =0.4×25
 =10cm
となります。
曲線部分の長さの合計は
  4枚の半円の孤の長さの合計
 =半円Dの孤の長さ×([27]+[36]+[48]+[64])/[64] ←相似を利用して求めます。
 =25.6×3.14×1/2×175/64 ←256が2の7乗であることがわかっていれば、すぐに約分できますね。
 =0.2×3.14×175
 =35×3.14
 =94.2 ←3.14×30
 +15.7 ←3.14×5
 109.9cm
となります。
したがって、斜線部分の周りの長さは
  10+109.9
 =119.9cm
となります。



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