桜蔭中学校2008年算数第3問(解答・解説)

(1)
  [1] ACBC
  [2] ACBC
  [3] ACBC
  [4] A(途中)
ACBCを1セットとして考えます。
1セットの長さは
  5分10秒+2分56秒+10秒×2
 =8分26秒
となります。
4回目のAの途中で終わっているので、このテープに録画できる時間(標準モード)は
  8分26秒×3
 =24分78秒
 =25分18秒
より長く、
  25分18秒+5分10秒
 =30分28秒
より短いことになります。
(2)
  [1]  AB
  [2]  AB
  ・・・・・・・・・
  [□]  AB
  [○]  A
  (ここまで標準モード、以後、2倍モード)
       B
  [△]  AB
  ・・・・・・・・・
  [10] AB
  残り43秒
標準モードでの録画時間は、1セットあたり
  8分26秒−10秒×2
 =8分6秒
で、2倍モードでの録画時間は、1セットあたり
  8分6秒÷2
 =4分3秒
となります。
標準モードから2倍モードに切り替えたところがややこしいので、この部分([○]のところ)を取り除いて考えます。
この部分の時間は
  5分10秒+2分56秒÷2
 =5分10秒+1分28秒
 =6分38秒
だから、標準モードのセット(8分6秒)と2倍モードのセット(4分3秒)が合わせて9セットあり、その合計時間は
  60分−(6分38秒+43秒)
 =60分−6分81秒
 =52分39秒
あることになります。
標準モードのセットと2倍モードのセットに関する2種類の和(合計セット数と合計時間)があるので、つるかめ算の問題です。
標準モードは
  (52分39秒−4分3秒×9)÷(8分6秒−4分3秒)
 =(52分39秒−36分27秒)÷4分3秒
 =16分12秒÷4分3秒 ←当然割り切れるはずですね。
 =4セット ←□ですね。
あるから、切り替えたのは
  4+1
 =5回目(セット目) ←○ですね。
のBからとなります。



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