桜蔭中学校2009年算数第2問(解答・解説)

(1)
アをウに移動して考えます。
桜蔭中学校2009年算数第2問(解答・解説)の図1
曲線がらみの図形の面積なので、曲線上の端点と円の中心を結びます。
すると、1つの角が
  15×3
 =45度
の二等辺三角形、つまり、直角二等辺三角形が登場することに気づきますね。
したがって、
  アの面積+イの面積
 =ウの面積+イの面積
 =直角二等辺三角形の面積+1/4円の面積
 =3×3×1/2+3×3×3.14×1/4
 =9/2+28.26/4
 =4.5+7.065
 =11.565cm2
となります。
花びらの面積に関する知識を利用して
  14.13−3×3×0.57×1/2
 =14.13−2.565
 =11.565cm2
としてもよいでしょう。
(2)
曲線がらみの図形の面積なので、曲線上の端点と円の中心を結びます。
桜蔭中学校2009年算数第2問(解答・解説)の図2
問題となるのは、水色の部分の三角形の面積ですね。
赤色の線を底辺と考えると、高さは、正三角形の半分の三角定規に注目すると、
  3×1/2
 =3/2cm
となります。
  アの面積
 =水色の三角形の面積+1/12円の面積
 =3×3/2×1/2+3×3×3.14×1/12
 =(9+9.42)/4
 =18.42/4
 =9.21/2
 =4.605cm2
となるから、
  イの面積
 =(アの面積+イの面積)−アの面積
 =11.565−4.605
 =6.96cm2
となります。



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