桜蔭中学校2011年算数第2問(解答・解説)

(1)
容器A、Bそれぞれの食塩水10gに含まれる食塩の量の違い(差)に注目すればいいですね。
  10×15/100−10×3/100
 =1.2g
      A      B
 はじめ 15g     6g
     ↓−1.2g  ↓+1.2g
     13.8g   7.2g
入れかえた後の容器Bの食塩の量は7.2gとなります。
(2)
容器Aの濃さは
  13.8/(100+100)
 =6.9/100
 =6.9%
となります。
(3)
容器Aと容器Bの間の食塩水のやり取りと水の補充だけなので、容器Aと容器Bに含まれる食塩の量の合計は一定(和一定)ですね。
      A   B   和
 はじめ 15g  6g  21g
 あと   A : @ : B
B=21gだから、最終的にBに含まれる食塩の量(@)は
  21×@/B
 =7g
となります。
(1)より、容器Bに含まれる食塩の量は7.2gだから、容器Bに含まれる食塩
  7.2−7
 =0.2g
を容器Aに移せばいいですね。
したがって、容器Bから容器Aに食塩水を
  200×0.2/7.2
 =50/9g
移せばいいことになります。



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