桜蔭中学校2012年算数第4問(解答・解説)
Aに現れる数を「けたばらし」して並べたものがBですね。
(1)
1桁の偶数4個・・・Bにおける数4個
2桁の偶数90/2=45個・・・Bにおける数45×2=90個
3桁の偶数の100、102・・・Bにおける数6個
だから、はじめから100番目の数は2となります。
(2)
便宜上、2桁のデジタル表示にして00を差し入れると、はじめから40番目というのは、この場合の40+2+4=46番目となり、46/2=23個目の数までとなります。
00 02 04 06 08
10 12 14 16 18
20 22 24 26 28
30 32 34 36 38
40 42 44
したがって、求める和は
{(0+1+2+3)×5+4×3}+{(0+2+4+6+8)×4+0+2+4} ←前半が十の位に現れた数の和で、後半が一の位に現れた数の和になります。
=30+12+80+6
=128
となります。
(3)
5が登場するのは、05□、15□、25□、・・・、45□台の十の位の数のところでそれぞれ5個ずつで合計25個、50□、51□、・・・、54□が百の位の数のところでそれぞれ5個ずつで合計25個、550で2個、552の百の位の時点で1個あり、全部で53個となります。
1桁の偶数4個・・・Bにおける数4個
2桁の偶数45個・・・Bにおける数90個
3桁の偶数100〜552の(552−100)/2+1=227個・・・Bにおける数227×3=681個
だから、53番目の5が現れるのは、
4+90+681−2 ←552の下2桁の5と2は取り除かないといけませんね。
=773番目
となります。