桜蔭中学校2022年算数第1問(3)(解答・解説)
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2つ目の数と3つ目の数の和が24で、2つ目の数と3つ目の数の差(3つ目の数−2つ目の数)が2ですね。
和差算を解くと、2つ目の数は(24−2)/2=11(エの答え)となります。
A
1つ目の数を□、2つ目の数を〇(1≦□<〇)とします。
3つ目以降は、□+〇、□+〇×2、□×2+〇×3、□×3+〇×5、□×5+〇×8、□×8+〇×13、・・・となります。 ←□と〇のそれぞれの個数に規則性(フィボナッチ数列)がありますが、書き出してしまったほうがはやいでしょう。
8つ目が160だから、
□×8+〇×13=160
となります。 ←条件不足のつるかめ算(不定方程式)の問題ですね。
□×8、160はともに8の倍数だから、〇×13も8の倍数となり、13と8の最大公約数が1(互いに素)だから、〇が8の倍数となります。
また、160/13=12.・・・だから、〇は12以下の整数となり、〇=8(カの答え)と確定し、□=(160−8×13)/8=20−13=7(オの答え)となります。