大阪星光学院中学校2002年算数第2問(解答・解説)
奥行きが一定の水槽(そう)の問題なので、手前から見た面積図を描いて処理します。
水槽を45度傾けたからといって、斜めの図を描かないように注意しましょう。水面を斜めに描けばいいだけのことですね(わかりにくければ、図を斜めに見ればいいですね)。
水そうを傾けたときに、水がこぼれるところ(図のオレンジ色の点)から45度の角度で水面を描きます。直角二等辺三角形が登場することに注目すれば、あとは簡単です。
(1)
仕切りの右側に残った水量を求めるには、水色の台形を底面とし、高さ(奥行き)が30cmの立体の体積を求めればいいですね。
求める水量は
(20+40)×20×1/2×30
=18000cm3
となります。
(2)
水槽をもとに戻したとき、水面は赤色の線になります。
斜めの水面を平均化する作業に他なりませんね。 平均→平(たい)らに均(なら)す!
求める高さは
(22+32)/2
=27cm
となります。