大阪星光学院中学校2021年算数第4問(解答・解説)
(1)
図1の立体において、前後、上下の目の和は一定(7×2×4=56)だから、表面に出ている目の数の和が最小となるのは、左右がともに1の場合で、その和は56+1×2=58となり、表面に出ている目の数の和が最大となるのは、左右がともに6の場合で、その和は56+6×2=68となります。
(2)
図2の立体において、各さいころの面のうち4面だけ表面に現れているから、表面に出ている目の数の和が最小となるのは、4面が1、2、3、4の場合で、その和は(1+2+3+4)×4=40となり、表面に出ている目の数の和が最大となるのは、4面が6、5、4、3の場合で、その和は(6+5+4+3)×4=72となります。
(3)
図3の立体において、見えていない1個のさいころ(Aとします)の面のうち3面だけ表面に現れ、見えている3個のさいころ(Bとします)の面のうち5面が表面に現れています。
表面に出ている目の数の和が最小となるのは、Aの3面が1、2、3、Bの5面が1、2、3、4、5の場合で、その和は(1+2+3)+(1+2+3+4+5)×3=51となり、表面に出ている目の数の和が最大となるのは、Aの3面が6、5、4、Bの5面が6、5、4、3、2の場合で、その和は(6+5+4)+(6+5+4+3+2)×3=75となります。