大谷中学校2003年2次算数第7問(解答・解説)
(斜線部分の周りの長さ)
与えられた図形が正方形の2本の対角線のそれぞれに対して線対称であることを利用すれば、斜線部分の周りの長さは、図の赤紫色の曲線の長さ(直径5cmの円周の長さ)の4倍となることがわかりますね。 対称性を利用して作業を減らす!!
したがって、
斜線部分の周りの長さ
=5×3.14×4
=20×3.14
=62.8cm
となります。
なお、問題文の「半円8つを組み合わせた」という部分は、重大なヒントになっていますね。
(斜線部分の面積)
図のような等積移動を行います。
与えられた図形が正方形の2本の対角線のそれぞれに対して線対称であることを利用すれば、他の部分も同様にできることがわかりますね。 対称性を利用して作業を減らす!!
結局、斜線部分の面積は、対角線の長さ10cmの正方形の面積と等しくなることがわかります。
したがって、
斜線部分の面積
=10×10×1/2
=50cm2
となります。