洛南高校附属中学校2006年算数第2問(解答・解説)
(1)
男子生徒の5%と女性生徒の4%の合計の21倍、すなわち、男子の5%×21=105%と女子の4%×21=84%の合計が全体の人数(男子の100%と女子の100%の合計)に等しいから、
男子の5%(男子×5/100)=女子の16%(女子×16/100)
となり、 積一定⇒反比例(逆比)
男子:女子
=16:5
となります。
(2)
男子の5%(1/20)が整数だから、男子の生徒数は20の倍数となり、女子の4%(1/25)が整数だから、女子の生徒数は25の倍数となります。
したがって、男子の生徒数と女子の生徒数の合計(全体の人数)は、5の倍数となります。 ←文章題で条件が不足していると感じたら、整数条件の利用を考えましょう。
また、(1)の結果から、全体の人数は
16+5
=21
の倍数となるので、全体の人数は105(5と21の最小公倍数)の倍数になります。
500以上600以下の105の倍数は
105×5
=525
だけですね。
したがって、全体の人数は525人となります。
このとき、問題文の条件をすべて満たしますね。