洛南高校附属中学校2024年算数第2問(解答・解説)
この程度の問題であれば、線分図をかくまでもないでしょう。
(1)
出発してから1回目に出会うまでに太郎は800m進んでいるから、1回目に出会ってから2回目に出会うまでに太郎は800×2=1600m進むことになります。 ←出発してから1回目の出会いまでに2人はAB間の距離を進み、1回目の出会いから2回目の出会いまでに2人はAB間の距離の2倍を進んでいるからです。
太郎は800+1600=2400m進んでいて、途中Bで折り返してAまで400mの地点に達しているから、AB間の距離は(2400+400)×1/2=1400mとなります。
(2)
同一時間に進む距離の比は、太郎:花子=800:(1400−800)=4:3だから、同一時間においては、花子は太郎が進んだ距離の3/4進むことになります。
太郎が1往復したとき花子はAにおらず、太郎が2往復したとき、花子はAにいるから、2人が初めて同時に地点Aに着くとき、太郎は出発してから1400×2×2=5600m進んでいることになります。
なお、太郎が花子に初めて追いついたのがこのときになります。 ←1400×4/(4−3)とすれば、太郎が花子に初めて追いつくまでの距離が求められますね。
(参考)N回目の出会い
AB間を2人が同じ地点から出発して往復するとき
出発〜1回目の出会い 2人合わせて1往復
1回目〜2回目の出会い 2人合わせて1往復
2回目〜3回目の出会い 2人合わせて1往復
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AB間を2人が異なる地点から出発して往復するとき
出発〜1回目の出会い 2人合わせて片道
1回目〜2回目の出会い 2人合わせて1往復
2回目〜3回目の出会い 2人合わせて1往復
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なお、N回目の追いつきに関しても同様に考えることができます。