六甲中学校2008年A算数第6問(解答・解説)
「同時に同じ場所から同じ方向にスタートして5分36秒後に、一郎君が次郎君に1周差をつけてスタート地点で追いつきました。」ということから、
一郎君 (□+1)周
)1周差 5分36秒
次郎君 □周
となります。
「一郎君が次郎君に追いついてから一郎君は6周、次郎君は9分48秒走ってゴールしました。」ということと「一郎君、次郎君が(中略)池のまわりを同じ回数まわりました。」ということから、
一郎君 6周
次郎君 9分48秒 6+1=7周 ←次郎君は、一郎君より1周遅れているので、1周余分に走らないといけないですね。
となります。
次郎君に注目すると、
9分48秒 7周
)比例
5分36秒 □周
となるから、
□
=7×5分36秒/9分48秒
=7×336/588 ←うまく約分できるはずですね。まず7と588を約分し、次に、分母に残った84と分子の336を約分しました。
=4
となり、一郎君は
4+1
=5周
を
5分36秒
=(5+36/60)分
=28/5分
で走ることになります。
したがって、一郎君は、池を1周するのに、
28/5÷5
=28/25分
かかります。
なお、池の周りの長さが280mという条件は不要です。