六甲中学校1997年算数第4問(解答・解説)


昨年の男子の人数を[25]とすると、昨年の6年生の男子と女子の人数の比が5:4(=5×5:4×5)だから、昨年の女子の人数は、[20]となります。 ←昨年の男子の人数を[5]ではなく、[25]としたのは、無用な小数(分数)を避けるためです。4×25=100をイメージし、女子の人数が10の倍数になることをチェックすれば、[25]とすればよいことにすぐに気がつくでしょう。気がつかなければ、[100]とすればいいでしょう。
男子が
  [25]×4/100=[1]
減り、女子が
  [20]×10/100=[2]
増えたので、結局、全体では、
  [2][1][1]
増えたことになります。これが8人に相当するから、今年の男子の人数、女子の人数は、それぞれ
  8×[25]/[1]−8 ←昨年の男子の人数−減った男子の人数
  =8×25−8 ←4×25=100が使えますね。
  =200−8
  =192人
  8×[20]/[1]+8×[2]/[1] ←昨年の女子の人数+増えた女子の人数
  =8×20+8×2
  =160+16
  =176人
となります。



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