高槻中学校2004年前期算数第2問(解答・解説)

(1)
この問題では、線の色は関係ないですね。
7個の点から異なる2個の点を選べば、線ができるから、全部で
  (7×6)/(2×1) ←組合せですね。組合せについては、(参考)を参照しましょう。
 =21本
あります。
(2)
2つの番号の和が偶数となるのは、(あ)奇数同士の和になる場合か(い)偶数同士の和になる場合ですね。
(あ)の場合
1、3、5、7の番号のついた異なる4個の点から2個の点を選べばいいから、全部で
  (4×3)/(2×1) ←組合せですね。
 =6本
あります。
(い)の場合
2、4、6の番号のついた異なる3個の点から2個の点を選べばいいですが、選ばない点の決め方を考えればいいですね。
全部で3本あります。
以上、(あ)、(い)より、黄線は全部で
  6+3
 =9本
あります。
(3)
(2)と同様の場合分けをすればいいですね。
(あ)の場合
1、3、5、7の番号のついた異なる4個の点から3個の点を選べばいいですが、選ばない点の決め方を考えればいいですね。
全部で4個あります。
(い)の場合
2、4、6の番号のついた異なる3個の点から3個の点を選べばいいから、全部で1個あります。
以上、あ)、(い)より、3辺とも黄色である三角形は全部で
  4+1
 =5個
あります。
(参考)組合せ
7個の点の中から1個目の点の選び方は7通りあり、そのそれぞれに対して、2個目の点の選び方が1個目で選んだ点以外の6通りあるから、合計7×6通りあるように思われますが、組み合わせとしては同じもの(例えば、1個目3で2個目5と1個目5で2個目3)を2×1回ずつカウントしています(2×1倍カウントしているということです)。そこで、7×6を重複度の2×1で割ればいいということになります。 あえて重複してカウントして、重複度で割るのがポイントです。



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