高槻中学校2013年後期算数第2問(解答・解説)
「仕事をする者」と「仕事を邪魔するもの」が登場するので、ニュートン算の問題ですね。
ニュートン算には、線分図を利用して差に注目する解法、グラフを利用する解法など様々な解法がありますが、ここでは速さの問題として処理します。
(1)
水槽に入る水の量を[60]L、水槽に流入する1分あたりの水量を@Lとします。
与えられた条件より
5−@=[60]/30=[2]
6−@=[60]/20=[3]
となります。
差を考えると、[1]=1となり、@=5−2=3となります。
したがって、水槽には毎分3Lの水が入ってきています。
(2)
ポンプCを使うと、毎分8−3=5Lの水が減るから、満水の水が空になるまでにかかる時間は
60÷5
=12分間
となります。