高槻中学校2017年A算数第3問(解答・解説)
(1)
77→7×7=49→4×9=36→3×6=18→1×8=8
となるから、[77]=8となります。
(2)
最終結果の4がわかっているので、逆から考えます。
その際、「九九の逆」を利用するとよいでしょう。
4の手前の数は1×4(14)、2×2(22)、4×1(41)のいずれかですね。
22、41の手前の数はありませんね。
14の手前の数は2×7(27)、7×2(72)のいずれかですね。
27の手前の数は3×9(39)、9×3(93)のいずれかで、72の手前の数は8×9(89)、9×8(98)のいずれかですね。
39、93、89、98の手前の数はありませんね。
したがって、整数Aは9個あります。
(3)
(あ)[B]=1、[C]=4のとき
1の手前の数は1×1(11)だけで、11の手前の数はないから、Bの個数は1個となります。
また、Cの個数は、(2)より9個あるから、(B,C)の組は1×9=9組あります。
(い)[B]=2、[C]=2のとき
2の手前の数は1×2(12)、2×1(21)のいずれかですね。
12の手前の数は2×6(26)、6×2(62)、3×4(34)、4×3(43)のいずれかで、21の手前の数は3×7(37)、7×3(73)のいずれかですね。
26、62、34、43、37、73の手前の数はありませんね。
したがって、Bの個数は8個あり、Cの個数も同様に8個あるから、(B,C)の組は8×8=64組あります。 ←条件の対等性を利用して作業を減らす!
(う)[B]=4、[C]=1のとき
(あ)同様、9組あります。 ←条件の対等性を利用して作業を減らす!
以上(あ)〜(う)より、(B,C)の組は全部で
9+64+9
=82組
あります。