高槻中学校2022年A算数第5問(解答・解説)


(1)
1が使われていない4桁の整数は、千の位が0と1以外の8通りあり、そのそれぞれに対して、百の位、十の位、一の位がそれぞれ1以外の9通りあるから、全部で
  8×9×9×9
 =5832個
あります。
(2)
4個の各位のうちどの2個に1を使うかで、
  (4×3)/(2×1) ←組合せですね。
 =6通り
あり、そのそれぞれ対して、残りの2個の位がそれぞれ1以外の9通りあるから、千の位が0のもの(3桁以下の数)も含めると、
  6×9×9
 =486個
あります。
このうち、千の位が0のものは、残りの3個の位のうちどの位に1を使わないかで3通りあり、そのそれぞれに対して、その位が1以外の9通りあるから、
  3×9
 =27個
あります。
したがって、1がちょうど2枚使われている4桁の整数は全部で
  486−27
 =459個
あります。
(3)
4桁の整数は、千の位が0以外の9通りあり、そのそれぞれに対して、百の位、十の位、一の位がそれぞれ10通りあるから、全部で
  9×10×10×10
 =9000個
あります。
このうち、1も2も使われていない4桁の整数は、千の位が0と1と2以外の7通りあり、そのそれぞれに対して、百の位、十の位、一の位がそれぞれ1と2以外の8通りあるから、
  7×8×8×8
 =3584個
あります。
したがって、1と2の片方または両方が使われている4桁の整数は全部で
  9000−3584
 =5416個
あります。



中学受験・算数の森TOPページへ