筑波大学附属駒場中学校2024年算数第1問(解答・解説)


一般に、余りは割る数より小さくなるから、Bは0以上36以下の整数、Cは0以上16以下の整数、Dは0以上6以下の整数となります。
(1)
Aは37で割ると26余る数だから、2番目に小さいものは26+37=63となります。
(2)
Cは、7で割ると2余る数で、0以上16以下のものだから、2、2+7=9、9+7=16となります。
Bは、17で割ると2、9、16余る数で、0以上36以下のものだから、2、2+17=19、19+17=36、9、9+17=26、16、16+17=33となります。
結局、Aは、37で割ると2、9、16、19、26、33、36余る数となります。
この条件を満たす数は連続する37個の整数の中に7個あります。
 2024=1998+26=37×54+26 37×3=111を利用して計算しました。
だから、求める個数は
  7×54+5 ←半端の26個の中には37で割ると2、9、16、19、16余る数が1個ずつ含まれますね。
 =383個
となります。
(3)
(2)の作業からわかるように、余りが変わらないのは、余りに割る数を足す作業を行わないときになりますね。
Cは上限を超えない範囲でDに7を順次足していき、Bは上限を超えない範囲でCに17を順次足していくだけですね。
 D  C     B
 0  7 14 24 31
 1  8 15 25 32
 2  9 16 26 33
 3 10    27
 4 11    28
 5 12    29
 6 13    30
結局、Aは37で割ると24、25、26、27・・・、33余る数となります。
この条件を満たす数は連続する37個の整数の中に10個あります。
(2)と同様にすると、求める個数は
  10×54+3
 =543個
となります。



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