東海中学校2016年算数第5問(解答・解説)

(1)
与えられたルールに従い数を書き出していきます。
 7、2、4、8、2、6、2、2、4、・・・
1番目の数が7で、2番目以降は、2、4、8、2、6、2の6個の数字の繰り返しになります。
  (2016−1)÷6
 =335・・・5 ←なお、3の倍数判定法と2の倍数判定法を利用すれば2016が6の倍数であることがすぐにわかるので、割り算をするまでもなく、2016−1が6で割ると5余る数であることがわかります。
だから、2016番目の数は、繰り返しの5個目の数、つまり6となります。
(2)
偶数が登場するのは、2番目の数が0以外の偶数のときですね。 奇数×奇数=奇数だからです。
そこで、2番目の数が2、4、6、8の場合を調べつくします。
(あ)2番目の数が2のとき
(1)の場合ですね。
  (100−1)÷6
 =16・・・3
だから、100番目の数は、繰り返しの3個目の数、つまり8となるから、条件を満たしませんね。
(い)2番目の数が4のとき
与えられたルールに従い数を書き出していきます。
 7、4、8、2、6、2、2、4、8、・・・
1番目の数が7で、2番目以降は、4、8、2、6、2、2の6個の数字の繰り返しになります。 ←繰り返される6個の数字は(あ)のときと同じで、順番が異なるだけですね。
(あ)のときと同様にすると、100番目の数は、繰り返しの3個目の数、つまり2となり、条件を満たします。
このとき、(1)と同様にすると、2016番目の数は、繰り返しの5個目の数、つまり2となります。
(う)2番目の数が6のとき
与えられたルールに従い数を書き出していきます。
 7、6、2、2、4、8、2、6、2、・・・
1番目の数が7で、2番目以降は、6、2、2、4、8、2の6個の数字の繰り返しになります。
(あ)のときと同様にすると、100番目の数は、繰り返しの3個目の数、つまり2となり、条件を満たします。
このとき、(1)と同様にすると、2016番目の数は、繰り返しの5個目の数、つまり8となります。
(え)2番目の数が8のとき
与えられたルールに従い数を書き出していきます。
 7、8、2、6、2、2、4、8、2、・・・
1番目の数が7で、2番目以降は、8、2、6、2、2、4の6個の数字の繰り返しになります。
(あ)のときと同様にすると、100番目の数は、繰り返しの3個目の数、つまり6となるから、条件を満たしませんね。
(あ)〜(え)より、2016番目の数として考えられるもの2と8となります。



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