東海中学校2019年算数第4問(解答・解説)
角Bが90度と2つの三角形ADFとEFCの面積の値が与えられなくても、2つの三角形の面積が等しいという条件さえあれば、メインの(2)の問題を解くことができます。
(2)
補助線ACとDEを引きます。
三角形ADFと三角形EFCの面積が等しいから、それぞれの三角形に三角形DEFの面積を加えても等しくなります。
三角形ADEと三角形CDEは、底辺(DE)が等しく、面積が等しいから、高さも等しくなり、ACとDEは平行になります。
三角形FDEと三角形FCAのちょうちょ相似(相似比は、FE:FA=3:4)に着目すると、DE:CA=3:4となります。
また、三角形BEDと三角形BCAのピラミッド相似(相似比は、DE:AC=3:4)に着目すると、BD:BA=3:4となります。
したがって、BDの長さは
5×3/(4−3)
=15cm
となります。
(1)
三角形ADEは、面積が
12×(4+3)/4 ←三角形ADEと三角形ADFは高さが等しく、底辺の比がAE:AFだからです。
=21cm2
で、底辺(AD)が5cmだから、その高さ(BE)は
21×2/5
=42/5cm
となります。