洛星中学校2004年前期算数第4問(解答・解説)
(1)
三角形GECと三角形GCFが合同な直角二等辺三角形であることは明らかですね。
GE=GC=GFとなるから、
EF:GC
=2:1
となります。
(2)
AG:EF=9:2と(1)の結果から
AG(:EF):GC ←比合わせ(連比の処理)ですが、共通部分がはじめからそろっているので、楽ですね。
=9(:2):1
となります。
(3)
BC:CE
=AC:FE ←三角形ABCと三角形FCEは相似だからです。
=(AG+GC):EF
=(9+1):2
=5:1
となるので、
BE:EC
=(BC−EC):EC
=(5−1):1
=4:1
となります。
(4)
BE:EC
=4:1 ←(3)
AB:CF
=BC:EC ←三角形ABCと三角形CFEが直角二等辺三角形であることを利用しました。
=5:1 ←(3)の解説
だから、
三角形ABEの面積:三角形ECFの面積
=(4×5×1/2):(1×1×1/2) ←比の積・商を考えます。なお、「×1/2」は省略してもいいでしょう。
=20:1
となります。
なお、次のようにしてもいいでしょう。
三角形ABCと三角形FCEは相似で、相似比が5:1だから、面積比は
(5×5):(1×1)
=25:1
となります。
したがって、
三角形ABEの面積:三角形ECFの面積
=三角形ABCの面積×BE/BC:三角形ECFの面積
=(25×4/5):1
=20:1
となります。