洛星中学校2020年前期算数第6問(解答・解説)
フィボナッチ数列と同様の規則性ですね。
(1)
分母を2として、分子だけ書き出していきます。
1,1,2,3,5,8,13,・・・
となるから、7番目の数は13/2となります。
(2)
分母を3として、分子だけ書き出していきます。
その際、分子を3で割った余りだけ書き出していけばよいでしょう。
3,1,・・・
→0,1,1,2,0,2,2,1,0,1,・・・
となり、0,1,1,2,0,2,2,1という8個の数の繰り返しとなります。
現れる数が整数となるのは、分子が3で割ると0余る数(3で割り切れる数)となるときだから、8個中2個あります。
100÷2
=50
だから、数の列に現れる整数のうち、100個目のものは
8×50−3 ←あえて数えすぎて、あとで調整!
=397番目
となります。
(3)
分母を4として、分子だけ書き出していきます。 ←分母は2と4がありますが、通分したときの4の方で考えます。
その際、分子を4で割った余りだけ書き出していけばよいでしょう。
2,1,・・・
→2,1,3,0,3,3,2,1,・・・
となり、2,1,3,0,3,3という6個の数の繰り返しとなります。
分子が4で割り切れないときのみ分数となります。
分子が4で割ると2余る数のときは分母は2となり、分子が4で割ると1か3余る数のときは分母は4となり、分母が2のものは6個中1個、分母が4のものは6個中4個あります。
2020÷6
=336・・・4
だから、求める和は
(2+4×4)×337−4×2 ←あえて数えすぎて、あとで調整!
=6058
となります。