四天王寺中学校2002年算数A第3問(解答・解説)
次の知識をしっかりマスターしておきましょう。
立方体の展開図の頂点の決め方
☆重なる点に注目
次の図のピンク色の2点のように、直角をはさむ2点は重なる点です。
☆最も遠い2点に注目
最も遠い2点は、展開図では、正方形(立方体の1つの面の正方形)を2枚つなげた長方形の対角線の両端にきます。この方法はとても大切なので、ぜひマスターしておきましょう。
(例)
なお、下の図の影をつけた面は、向かい合う面になります。
このことを利用してもいいでしょう。
さて、問題を解いてみましょう。
この問題では、すべての頂点をふる必要はありません。
(1)
2の面と5の面は向かい合う面ですね。展開図では、水色の面が2の向かいの面だとわかります。あとは、2の上の辺と最も遠い辺が5の下の辺であることに注目すればいいですね。
解答用紙の上側を手前に置いて5の面に5と書き込むといいでしょう。 ←5を反対向きに書こうとすると、少し面倒ですね。
(2)
4の面の下の辺と5の面の下の辺が重なることに注目します。最も遠い2点に注目すると、図の赤紫色の点を両端とする辺が5の面の下の辺だとわかります。
解答用紙の下側を手前に置いて5の面に5と書き込むといいでしょう。