四天王寺中学校2013年算数第3問(解答・解説)
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素数とは、1以外で、1とその数自身以外に(正の)約数を持たない自然数のことです。 ←要するに、(正の)約数が2個の自然数(1以上の整数)のことです。
2013を素因数分解します。 ←倍数判定法を利用して、素因数分解します。この年の受験生ならおぼえているはずですが・・・
3)2013
11) 671
61
したがって、2013の約数のうち、いちばん大きい素数は61となります。
(参考)
3(9)の倍数判定法・・・各位の数の和が3(9)の倍数
11の倍数判定法・・・一の位から奇数番目の数の和をAとし、偶数番目の数の和をBとすると、AとBの差が11の倍数(0も含みます)
A
分数が約分できるのは、分子が3または11または61の倍数のときですね。
いきなり3または11または61の倍数を考えると、すべてを調べないといけないので、面倒ですね。
25番目というのが結構小さな数ということに注目して、とりあえず60番目までで3または11の倍数となるものを考えます。 ←61の倍数をとりあえず無視するので、61の倍数が初めて出る手前までを考えます。 まず大雑把に考え、後で調整!
3の倍数は
[60/3] ←[x]はxを超えない最大の整数を表します。例えば、[2]=2、[3.14]=3です。
=20個
あり、11の倍数は
[60/11]
=5個
あり、33の倍数は
[60/33]
=1個
あるから、60番目までに約分できる分数は
20+5−1 ←わかりにくければ、ヴェン図をかきましょう。
=24個
あります。
61番目の61/2013は明らかに61で約分できるので、約分できる分数のうち25番目に小さい分数は61/2013になります。