四天王寺中学校2018年算数第4問(解答・解説)
1番目(0番目)から順に調べていくと規則性がすぐにわかります。 ←「小さな例で実験⇒観察⇒規則性の把握⇒一般化」というのが規則性の問題の基本です。
(0番目) 〇1 ●0 合計1×1 差1
1番目 〇1 ●3 合計2×2 差2 (増えたもの)●3
2番目 〇1+5 ●3 合計3×3 差3 増えたもの〇5
3番目 〇1+5 ●3+7 合計4×4 差4 増えたもの●7
4番目 〇1+5+9 ●3+7 合計5×5 差5 増えたもの〇9
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□番目の碁石の個数は全部で(□+1)×(□+1)個になり、□番目の〇と●の個数の差は(□+1)個となっていますね。
また、□番目には碁石が(□+1)番目の奇数個だけ増えていますね(奇数番目は●が、偶数番目は〇が増えていますね)。
(1)
●は、1番目、3番目、5番目、・・・、19番目で増えます。
増える個数は、初項(最初の数)が3で、公差4の等差数列になっていますね。
19番目の●は
3+7+11+・・・+(3+4×9)
=(3+39)×10×1/2 ←等差数列の和の公式を利用しました。
=210個
となります。
(2)
1つ前の図より碁石が33個増えるのが□番目とすると、
(□+1)×2−1=33
□=(33+1)/2−1=16
となり、答えは16番目となります。
(3)
〇と●の個数の差が30個になるのは、
30−1
=29番目
となります。