四天王寺中学校2024年算数第3問(解答・解説)


問題で与えられた記号<〇>は、ガウス記号([〇]は〇を超えない最大の整数)と同じですね。
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18/bは2以上3未満だから、bは18/3=6より大きく、18/2=9以下の整数となります。 上限チェック!下限チェック!
したがって、bは9−6=3個あります。
A
a/11は6以上7未満だから、aは11×6=66以上、11×7=77未満の整数となります。 上限チェック!下限チェック!
したがって、aは77−66=11個あります。 ←66より大きく77以下の整数と考えても個数は変わりませんね。
B
a/bは11以上12未満だから、aはb×11以上、b×12未満の整数となります。
あとは、bを1〜100まで順に動かしていき、条件を満たすaの個数を求めることになります。
b=1のとき aは11以上12未満の整数…11の1個
b=2のとき aは22以上24未満の整数…22、23の2個 ←bが2倍になると範囲の幅が2倍になりますね(以下同様です)。
b=3のとき aは33以上36未満の整数…33〜35の3個
b=4のとき aは44以上48未満の整数…44〜47の4個
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
b=8のとき aは88以上96未満の整数…88〜95の8個 ←上限が100に達するぎりぎりのところを調べました。100÷12を計算すれば、b=8のときであるとわかりますね。
b=9のとき aは99以上108未満(実際には100以下)の整数…99、100の2個
b=10以上のとき、aは110以上となり、条件を満たすaはありませんね。
したがって、条件を満たすaとbの組は全部で
  1+2+3+4+5+6+7+8+2
 =36+2
 =38組
あります。
神戸女学院中学部で同じような問題(神戸女学院中学部1998年算数2日目第3問)が過去に出されているので、ぜひ解いてみましょう。



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