麻布中学校1999年算数第6問(解答・解説)
あみだくじや記号自体に意味はありません。 ←灘中学校2006年算数2日目第2問や算数チャレンジ問題第9回も同じ問題です。
図1より、左から1、2、3、4、5番目がそれぞれ左から5、4、2、3、1番目に変わることがわかります。
動きを整理すると、次のようになります。
左から1、5番目はそれぞれ2回で元に戻り、左から2、4、3番目はそれぞれ3回で元に戻るから、6(2と3の最小公倍数)回ごとに元に戻ります。
(1)
あみだくじを2個つなげたとき、左から1、5番目はそれぞれ元に戻っています。左から2、4、3番目はそれぞれ2つ「後」になっています。
したがって、文字列ABCDEはADBCEになります。
(2)
最初に述べたことより、答えは6個となります。
(3)
上と同様に、記号自体に意味はありません。
左から何番目かわかりやすいように並べます。
12345678910
ABCDEFGHIJ
BCAJFGHIED
動きを整理すると、次のようになります。
左から1、3、2番目はそれぞれ3回で元に戻り、左から4、10番目はそれぞれ2回で元に戻り、左から5、9、8、7、6番目はそれぞれ5回で元に戻るから、30(2と3と5の最小公倍数)回ごとに元に戻ります。
したがって、答えは30個となります。