桜蔭中学校2013年算数第2問(解答・解説)
A×B<A×C<A×D<B×D<C×Dで、A×C<B×C<B×Dだから、積を小さい順に並べると次のようになります(A×DとB×Cについては大小不明)。 ←よくある和の問題と同じですね。
A×B=108
A×C=126
A×D
)162か168
B×C
B×D=216
C×D=252
168は7の倍数ですが、108(A×B)も216(B×D)も7の倍数ではないので、AもDも7の倍数となることはなく、B×C=168に確定します。 ←わかりにくければ、素因数分解して考えましょう。
A×A
=(A×B)×(A×C)/(B×C)
=108×126/168 ←約分した結果が平方数になることを意識しながら約分しましょう。
=81
=9×9
だから、A=9となり、
B
=108/9
=12
となり、
C
=126/9
=14
となり、
D
=216/12
=18
となります。
神戸女学院中学部2003年算数第2問と灘中学校1993年算数2日目第1問と京都大学2002年前期文系数学第5問も解いてみましょう。